関節 可動域制限
やっと読み終わりました。
先日言っていた本です。
去年、病院横の医学書店で見つけてたんですが、値段が高くって、おまけに難しそうだったので買わなかった子です。
その時は自分の興味を引きそうなとこだけ立ち読み。
それがこの間、区の図書館で見つけて速攻で借りてきたんですよ。
なんで読みたかったかと言うと・・・・・・・
別にうさぎの股関節、大きな可動域制限がある訳ではないんです。
でもねぇ、そりゃぁ年のせいもあるんでしょうけれど、去年位からやっぱりちょっとずつお股の動き、悪くなってきてるような気配もあったんです。
でも、まだはっきりとした制限を感じてる訳ではございません。←(念のため)
股関節の動く範囲は一般的には
1 前に曲げる(屈曲) 130度
2 後ろに引く(伸展) 30度
3 内に閉じる(内転) 30度
4 外に開く(外転) 45度
5 内にまわす(内旋) 45度
6 外にまわす(外旋) 50度
と言われているようです。
このうち、生活の中で大きく不便を感じるのは、前に曲げる(屈曲)、後ろに引く(伸展)、外に開く(外旋)でしょうか?
勿論他のも制限があるとやっぱり不便さはあると思いますが。
うさぎの場合、病院でのレントゲン撮影の時に、否応無く外に開く(外旋)の可動域制限は自覚させられます。
でも、でもでもでも
可動域制限の1番の怖さは、何と言っても
前に曲げる(屈曲)の制限
なんです。←(あくまでも、うさぎの場合は、です)
何でかって言うと、これが酷くなってくると
足の爪、切れなくなっちゃうじゃないですか
靴下だって履くの、大変になっちゃうし
生活するの、大変そう。
幸いなことにまだうさぎのお股、そこまでの制限はありません。
なので、そんな制限が大きくならない内に可動域の確保を心がけておきたいと思ってたんですね。
この本、やたら動物実験のデータは出てくるし、ちょっと疲れたり、飽きたりするとこも多いんですけど、興味深く読めるとこも多いんです。
結論的には「可動域制限の発生の主要な原因は不動にある」ってことで、その不動の発生原因をまた解明していくんですけど・・・・・
不動、って要するに関節を動かさない、ってことです。
なぁんだ、関節を動かさないでいると固まって動かなくなる、ってことならみんなも知ってるよ。
って言いたくなるんですけど、でも、改めて生理学的にそのメカニズムを知ると、その予防とか改善とかでストレッチや運動療法した時に、頭の中でのイメージがつかみ易いと思います。
そのことがどれだけ役に立つのかは、また別かも知れないですけどね。
でも、知らないよりは知っていた方が良いに決まってます。
早速この子は図書室で紹介しておきました。
肝心の具体的な内容は、ちょっと長くなっちゃうので後日(その内?)雑学コーナーで講釈することになるかも、です。
とりあえず、読み終えてひと仕事終わった、って感じでホットしてます。
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