脚底板
すっかり秋になってきましたねぇ。
明日からまた気温も25度を超える日が続くようですが、昨日今日はとっても涼しい。
今日なんかちょっと肌寒く感じるほどです。
昨日はNHK教育TVで、ピアニストの辻井伸行さんとN響とのコラボを見ました。(聞きましたかな?)
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番でしたが、いいですね。
第一楽章の割と知られたパート、そのメロディを聞いてるとうさぎはどうしても高倉健さん主演の映画を思い出してしまいます。
池上季実子さんも出てました、「冬の華」です。
オトコはこうでなくっちゃ、っていつも思います。
そんなことはさておき、タイトルにある脚底板。
うさぎは試したことないんですが、脚長差への対処で果敢に挑戦してる人がいます。
骨頭壊死の大先輩、旅爺さまです。
脚長差は、骨頭壊死以外にも様々な原因でできることがあります。
壊死の場合は手術のついでに解消できる場合もありますが、外科的方法以外には身体的な解決は難しいようです。
ちなみにうさぎの脚長差は4.5㎝、旅爺さまは4㎝です。
専門家のお話を聞くと、脚長差は2cmくらいあっても日常生活には支障ないそうですよ。
なので、補高する場合は脚長差を全部埋めるのではなくて、2cmくらいは残してするのが一般的なようです。
分かり易い例で言うと
気をつけ、の姿勢で直立してる時は別ですが、歩いてる時、砂利道やでこぼこ道の時、家庭の中でもそうです。
骨盤から左右の着地点までの距離はたえず変化してるんですね。
左脚と右脚の地面までの距離はいつも違うんです。
それを身体が、骨盤の姿勢とか使ってうまく調整しながらバランスを保っているわけです。
ですから、2cmくらいの差は十分許容範囲ということなのでしょう。
うさぎもどうするか、ちょっと考えました。
結論は靴底に補高材を挟んで2cm高くしたわけですが、脚底板にもメリットがあるからです。
脚底板(ようするに靴の中敷きです)なら色んな靴に使用できます。
これは大きいですよ、靴底の補高も安くはありませんからね。
うさぎの場合は1足3000円でしたが、もっともっとお高いとこが多いみたいですね。
普段靴、おしゃれ靴、予備の靴とか揃えるとかなりな負担です。
脚底板ならそんなに負担は大きくはならないでしょう。
ただし、これも決してお安いものではありません。
資料画像:協和義肢製作所さんのHPから
心配な点もあります。
かかとの部分を中心にして数㎝高くした場合、靴が脱げ易くならないか?ってことです。
くるぶしの部分の高い靴、という方法が多いようですが、見た目にちょっとねぇ。
資料画像:山形徳州会病院・整形外科さんのHPから
旅爺さまは、スポーツシューズに入れるこれを自作してるんです。
まぁ、その道のプロが作るのとは違うので完全なものではないでしょうけど、自分で作ってみようっていう気持ち、そして実践することがすごいなって思います。
画像も含めて詳細は旅爺さまのブログでご覧下さい。
是非、使用後のレポートなども継続してお話いただきたいものです。
20年以上も手術しないで、生活していることって、すごい励みになりますね。
しかも、あちこち旅行に行ったり、活動的に過ごしておられます。
長い年数手術してない人は他にもいますが、ブログを通して自身の経験を公開してる姿勢に頭が下がります。
旅爺さまのブログ、タイトルは「じぃじの骨頭壊死」です。
HPのリンク集からも行けますが、左のサイドバー、お友だちリンクにも登録させてもらいました。
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